セレントモデルバンク2017:デジタル顧客オンボーディング:Bank of Montreal
Abstract
セレントモデルバンクアワード:プロセス自動化部門受賞:
デジタル顧客オンボーディング:Bank of Montreal
Bank of Montrealは2017年セレントモデルバンクアワード「プロセス自動化」部門を受賞しました。BMOは全社規模で電子フォームおよび電子署名の共有サービスプラットフォームを導入し、オンボーディング手続き全体で顧客と従業員にシンプルなユーザー経験を提供しています。同行はエンド・ツー・エンドの自動デジタルプロセスの構築後、すぐに効率性と口座開設の生産性が大幅に改善したことを確認しました。
このビジネスケースでは紙一枚を金額に換算し、プラットフォームの運用開始から3ヵ月後にはプロセスの標準化と紙ベースの申請書を全てなくすことに成功しました。同プロジェクトを通じて年間1億3,200万カナダドル(9,820万米ドル)のコスト削減を達成できたことになります。
Bank of Montrealはこのプロジェクトを単独で進めたのではなく、GMC SoftwareとVASCO のeSignLiveと提携して、標準化された電子フォームおよび電子署名とプラグ・アンド・プレイ型のマイクロサービス機能を提供する汎用エンタープライズプラットフォームを設計しました。
同プロジェクトは2015年12月にスタートし、2016年10月に全国規模で運用を開始しました。同年12月までにはカナダ国内の940のリテール支店で、デジタル顧客オンボーディングがフル稼働しました。
「Bank of Montrealのプロジェクトは多くの成果を上げましたが、中でもカナダ国内の940のリテール支店で2000人を超える販売スタッフが申請フォームの処理に費やす時間を1日当たり15~30分短縮することができました。」
「コア業務のプロセスも同じプラットフォームに移行し、電子申請書と電子署名の自動化を継続できる体制にあります」と銀行プラクティスのシニア・アナリスト、ジョアン・マッゴーワンは述べています。
エンド・ツー・エンド・プロセスによって従業員と顧客のデジタル経験をシンプルに