2020/07/22
困難なROI達成の視点から
Abstract
大規模なバックオフィス・トランスフォーメーション・プロジェクトに投資する際、まず思い浮かぶのは「このプロジェクトでプラスの投資利益率を上げられるだろうか?そうでない場合、投資する価値はあるだろうか?」という基本的な疑問である。課題は「価値あるもの」の定義である。目に見える利益という点では、ほとんどの場合、答えは間違いなく「ノー」だろう。
その答えを「イエス」に近づけるため、セレントはトランスフォーメーション・プロジェクトを完了または開始した保険会社で意思決定を担うキーパーソンへの取材を通じて、突きとめるのが難しい課題に取り組んだ。取材で得られた卓越した知見やコメントは、読者が意思決定する際の参考になるだろう。取材した保険会社は最大手から中堅まで幅広い規模に及び、トランスフォーメーションの進捗状況も様々で、一部の保険会社はいまだ将来像を模索している段階にある。
一連の考察のエピソードを読み、貴社が達成できていない飛躍を、取材対象の保険会社がいかにして遂げることができたかを確認することをお勧めする。示された答えには驚かれることと思うが、詳細はレポートをご覧頂きたい。
「本レポートはEquisofの委託を受け、セレントが調査の計画・実施を行った。調査結果の分析とそこから導き出された結論はセレント独自のものであり、Equisoftはレポート内容の編集作業には一切関わっていない」