金融機関によるデータの賢い活用方法 (データ・ファブリック)
2021/05/04
金融機関はスマート・ファブリック・アプローチを採用し、企業全体のデータをより有効に活用することにより、高度なインサイト・ケイパビリティを実現
Abstract
ホールセール金融機関のビジネス部門(LOB)やテクノロジー部門の責任者は、ビジネス上の成果を実現し、競争上の優位性を獲得するために、さまざまな角度から取り組んでいるが、共通した取り組みはデータである。金融機関がプロセス駆動型の組織からプラットフォーム駆動型の組織へと移行するにつれ、ビジネスの重点はカスタマー・エクスペリエンスに変化した。このような変化に対応するためには、企業レベルでインサイトを得るためのデータを使いこなし、活用する必要がある。大手金融機関は、その手段として、データ管理アプローチの最新の進化形であるエンタープライズ・データ・ファブリックに取り組んでいる。