運用パフォーマンス要因分析の専門ツール ベンダー
2004/01/23
Abstract
セレントの最新レポートは、米国と欧州における運用パフォーマンス要因分析ツールの大手ベンダーが提供する11種類のアプリケーションを比較検証しています。このレポートは、この分野の市場概況について取り上げた前回のレポート「運用パフォーマンス要因分析の理論と技法」(2004年1月15日付)と対を成すものです。
現在、運用パフォーマンス要因分析ツールを提供しているプロバイダーは3つのタイプに分けられます。すなわち、ポートフォリオ・マネジメント・システムのプロバイダーと、パフォーマンス専門ツール、そして分析専門ツールのプロバイダーの3つです。
本レポートはこのうちパフォーマンス専門ツールのベンダーに焦点を当て、彼らが提供するソリューションの特性や機能を比較しています。
「ベンダーが今年投入する新製品は、既存のシステム・アーキテクチャを全面的に更新し、機能性を高めたものとなるでしょう。ベンダーは新製品のターゲットを金融機関に絞るものと考えられます」と、セレントのアナリストでレポートの著者であるデニース・バレンタインは述べています。
今回、比較調査の対象としたアプリケーションのベンダーは以下のとおりです:バーラ、ベースツー・インベストメント・マネジメント・システムズ、ファクトセット・リサーチ・システムズ、ラッセル/メロン・アナリティカル・サービス、レベレウス(アイ・フレックス・ソリューションズの1部門)、スタットプロ、トムソン・ベステック、ウィルシャー・アソシエイツ、ストラテジック・アセット・マネジメント・ソリューションズ。債券専門ツールベンダーとして、CMSボンド・エッジとザ・イールド・ブックの2社。