ウェルスマネジャーをめざすインドのリテール証券会社
2010/05/19
Abstract
インドの証券会社は、市場シェアの拡大に向けてマルチ・モーダル型販売モデルを導入しようとしています。各社ともバリューチェーンをグレードアップすることで収益性を向上し、ウェルスマネジャーとしての新たな基盤を築くことを目指しています。
インドのリテール証券市場では、今後2年間で個人投資家の数が2,000万人を超えると予測されています。あらゆる顧客層と資産クラスにまたがっており、インドのウェルスマネジメントにとって最も有望な市場となっています。セレントの最新レポート「ウェルスマネジャーをめざすインドのリテール証券会社」は拡大するインドのリテール証券市場に焦点を当て、同国のリテール向けウェルスマネジメント業界の特徴や複雑さについて詳しく説明しています。
出典:セレント
「市場には極めて大きな成長の可能性があり、ビジネスチャンスを求めて多数の証券会社が参入しています。これらの証券会社は、ウェルスマネジメントに適した基盤を再構築することで、顧客セグメントの収益性確保と市場シェアの獲得の両方を同時に実現しようとしています」と、セレントのインド金融サービスグループのシニアアナリストでレポートの執筆者であるラヴィ・ナワルは述べています。
レポートでは、ウェルスマネジャーとしての地位確立に向けて発展する証券会社、具体的には、各社の競合状況、商品、ビジネスモデルの経済性、販売チャネル、規制環境などについて分析しています。
このレポートは25図と4表を含む38ページで構成されています。