顧客融資ライフサイクルの効果的な活用
2019/11/25
アナリティクスと判断をプロセスと結合し顧客エンゲージメントを向上
Key research questions
- 融資ライフサイクルにおいて顧客エンゲージメントを推進している市場および銀行業界の状況とは?
- 顧客エンゲージメントを効果的に活用するために必要とされている融資データ、判断、アナリティクスおよびITケイパビリティとは?
- 完全にデジタル化された顧客融資ジャーニーとはどのようなものか?それを実現するために貸し手が取り組むべきアクションステップとは?
Abstract
近年リテール融資業界は、商取引システム (POS, point-of-sale)でのデジタルアカウントオリジネーションに注力している。見込み顧客を誘引し、彼らと関わりを持ち、融資を組むことは、どのような金融機関にとっても極めて重要なアクティビティである。しかし、デジタル商取引システムは融資ライフサイクルの一部での一つのチャネルに過ぎない。長期的な顧客満足および顧客の生涯バリューは、顧客維持、クロスセル、活用、その他のアクションを含む、融資ライフサイクルにおけるクロスチャネルの顧客エンゲージメントによって推進される。このエンゲージメントの効果的活用および顧客生涯バリューの向上は、データ、アナリティクス、判断、およびコミュニケーション・テクノロジーの組み合わせを導入することによってのみ達成可能である。
本リサーチでは、金融機関は、顧客融資ライフサイクルにおいて顧客エンゲージメントおよびアナリティクス主導の判断にどのように取り組み、クロスセル、顧客維持、顧客サービスためにどのように顧客に関与し続けるべきか、ということについて考察している。
(詳しい情報は、セレント北川俊来TKitagawa@celent.comまでお問合せください。)