アジア太平洋の保険会社によるソーシャルメディアの利用状況(損害保険編)【抄訳版】
2016/06/14
ウェンリ・ユアン
Abstract
(英文レポート"Are Insurers Really Embracing Social Media in Asia-Pacific? Social Media Use Among Insurers"の重要部分を抽出し翻訳しました。)
本レポートは、アジア太平洋の保険会社によるソーシャルメディアの利用状況について、浸透度、トレンド、優先課題といった観点から概要を明らかにします。
KEY RESEARCH QUESTIONS | |
1 | ソーシャルメディアを利用するメリットは何か? |
2 |
アジアの保険会社でソーシャルメディアの利用はどの程度進んでいるか? |
3 | 保険会社はソーシャルメディアに投資しているか? |
ソーシャルメディアは消費者と企業の関わり方を変えつつあり、効果的な戦略により企業は新たな方法で市場動向を把握できるようになります。消費者は、企業 との関係であってもソーシャルメディアを通すことで、自分たちの声に応えてくれる生身の人間とやり取りしているような感覚を持つことができます。ソーシャ ルメディアがより良く、より速く、よりダイレクトなコミュニケーション手段であるとの認識が広がっていることは企業にとってプラスでしょう。
保険会社はソーシャルメディアのこれらのメリットを活用することで、引受け、保険金請求、人員採用、商品管理、消費者向けサービス、マーケティング、販売といった様々な社内プロセスを統合することが可能です。また、感度の高い多くの消費者と直接つながることもできます。
本レポートは、アジア金融サービスプラクティスのシニア・アナリストであるウェンリ・ユアンと中南米保険プラクティスのアナリスト、ルイス・チパナが共同執筆しました。