2014年 北米保険会社のCIO調査:プレッシャーとプラクティス
2014/03/31
Abstract
セレントでは毎年年末に、保険会社のCIOを対象に今後1年間の優先課題に関する調査を行っています。今年のレポートでは2014年CIO調査の結果に加え、デジタル戦略に対する各CIOの見解を取り上げています。
調査ではIT予算、インフラ近代化の戦略、主要プロジェクト、モビリティ、SaaSの採用状況について質問しました。
「CIOやIT部門にとって2014年は明るい年となっており、リソースの拡大に伴うメリットを享受しているケースが多くみられます。その結果、レガシーシステムや古いコアシステムといった課題への取り組みが進んでいます。また、研究開発費を確保し、デジタル、モバイル、SaaSといった最新テクノロジーの導入を慎重に検討しています」と、米国損保プラクティスのディレクターでレポートを執筆したドナルド・ライトは述べています。
今回の調査は、米国に拠点を置く全ての保険会社の統計サンプルを示すことを目的とするものではありません。セレントは主要保険会社の意思決定担当者に対して継続的に調査を続けており、結果から明らかになった主要トレンドや業界の動向を映した内容となっています。