SOAは期待に応えうるか? パート1:勘定系主導のSOA(米国以外)
2008/05/16
バート・ナーター
Abstract
サービス・オリエンテッド・アーキテクチャ(SOA)はいまや聞き飽きた業界用語ですが、依然として銀行業務の問題を解決できる有効なソリューションです。
本レポートではSOAがどのようなものであり、いかに銀行業務をサポートしているか、また銀行はどうすればSOAを実装できるかといった観点から解説しました。
最新レポート「SOAは期待に応えうるか?パート1:勘定系主導のSOA(米国以外」はSOAの様々な要素について説明し、それらを銀 行業務にいかに適用するかを論じています。SOAには多様な意味があります。、業界の聞き飽きたキャッチフレーズであると同時に、銀行が勘定系システムを まとめ、また顕在化させるための有効なアーキテクチャでもあります。セレントは、SOAを「業務部門とIT部門の両方のニーズに対応するための緩やかな連 結のモジュラー」と定義づけました。SOAが何であり、その構成要素がどのように連携しているかを明らかにするため、SOAマップを作成し、米国以外の有 力ベンダーが提供するソリューションをこのマップ上にチャート化しました。また、独自の「ABCD分析」に基づいてこれらのベンダーをランク付けしています。
「勘定系システムベンダーは、サービス・レイヤを使っ て自社のシステムをより多くのフロントエンド・ソリューションに開放すると同時に、様々なバックエンド・サービスと連携させることで新たな製品やプロセス を顧客に提供しています」とセレントのシニアアナリストでレポート執筆者のバート・ナーターは述べています。
本レポートは48図と83表を含む全92ページで構成されています。