企業におけるクラウド、SaaS、テクノロジーアウトソーシング
Abstract
本レポートでは5つのテクノロジーアウトソーシングに関するトピックを取り上げ、企業にとっての意義およびそのビジネス価値を明らかにしています。
現在、クラウドコンピューティングがさかんに議論されていますが、それは企業自身によるものよりも、ベンダーやジャーナリストによるものが大半です。これは、議論されているほど、実際の有用性は高くないということを意味していると考えられます。この結果、混乱が生じ、多くの企業が解を得るというよりは、疑問の中に取り残されている状況になっています。
セレントの最新レポート「企業におけるクラウド、SaaS、テクノロジーアウトソーシング」では、クラウド・コンピューティング、SaaS(software as a service)、アプリケーションサービス・プロバイダ/アプリケーション・ホスティング、コロケーション/マネージド・ホスティング、グリッド/ディストリビューテッド・コンピューティング、業務プロセスアウトソーシングなどを取り上げています。異なるものを指すのに、業界では互換可能なものとして使われていたり、同義語なのに、異なるものを指すように使われるなど、業界において用語が正しく使われていない場合がありますが、レポートではそのような用語を明確に定義し、区別しました。本レポートは、業界の最新トレンド詳細情報を提供し、それに基づく意思決定をサポートします。
出典:セレント
「混乱が生じているものの、ハードウェアおよびソフトウェアのアウトソーシングに関する新たな選択肢を見出すことは、企業にとって大きな意味があるといえます。その中には業界全体のITに対するアプローチを変革するものがあるかもしれません」とセレントのシニアアナリストで本レポートの著者であるジェフ・ゴールドバーグは述べています。本レポートではそれぞれの選択肢をわかりやすく説明し、銀行業界における意義、ビジネス上の価値、また活用例を提示しています。
本レポートは9図を含む36ページで構成されています。