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      REPORT
      DIMENSIONS:ITの課題と優先事項 2025年版(グローバル・コーポレートバンキング編)
      21st March 2025
      //DIMENSIONS:ITの課題と優先事項 2025年版(グローバル・コーポレートバンキング編)

      コーポレートバンキングにおけるIT支出は、2024年から2026年にかけて増加を続け、ほとんどの地域でさらに加速すると予測されている。この増加傾向はインフレによって停滞することも考えられ、銀行がイノベーションや成長イニシアチブではなく運営方法の改善により投資をフォーカスさせるという兆しも明らかに示されている。投資要因の優先順位は以前に比べ微妙に変化しており、セキュリティと運用のレジリエンスが初めて上位3位、正確に言えば上位1位とにランクインした。また、規制要件を満たすための機能は上位3位から転落したものの、依然として、多くの銀行にとっては重要課題として残っている。

      銀行のIT支出は、世界中で急速に増加している。セレントの最新データによると、コーポレートバンキングのIT支出は2025年に予測をわずか下回る平均5.6%の増加となっており、2026年にはさらに6.1%増加することが予測される。

      世界の金融機関の65%が、新しい銀行エコシステム参入に向けた戦略を用意していると回答、55%が顧客の獲得・維持が難しくなると考えている。これらの結果は、今後も続く厳しい市場環境を反映している。

      世界におけるIT支出を動かす要因の上位3位は、「セキュリティと運用のレジリエンスの向上」「スピードとアジャイル性の向上」「製品・提案の強化」となっている。

      テクノロジーの優先事項は、AIの急速な台頭に大きく影響されている。最先端の分析とAIが最優先事項となっており、47%の銀行が優先事項の上位3位の一つとして挙げている。これは次の優先事項よりも20%多い結果となっている。セレントは、銀行がAIに対する熱意の冷めないうちにデータプラットフォーム機能強化を目指すことを勧めている。

      また、ビジネスと製品の優先事項も明らかに示された。44%という約半数の銀行が「企業のデジタルバンキングプラットフォーム」を上位3位として挙げた。次に「決済機能の近代化」が36%で続き、「顧客のライフサイクル管理」と「企業のデジタルチャネル」の二つがどちらも31%で3位となっている。

      Details
      Geographic Focus
      Asia-Pacific, EMEA, LATAM, North America
      Horizontal Topics
      Architecture & Legacy Modernization, Artificial Intelligence, Blockchain / DLT, Customer Engagement, Data & Analytics, Digital Transformation, Emerging Technologies, Innovation, IT Management & Spending
      Industry
      Corporate Banking