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機関投資家の覚醒:求められるテクノロジーアップグレード【抄訳版】

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2016/10/27

Abstract

(英文レポート"The Asset Owners Awaken: A Sleeping Giant Demands a Technology Upgrade"の重要部分を抽出し翻訳しました。)

KEY RESEARCH QUESTIONS
1 資産オーナーとはだれか?また彼らは投資プロセスでどのような責任を負っているか?

2

そのニーズに対応できるのはどのようなテクノロジーおよびアプリケーションか?
3

機関投資家はデジタル時代への移行をどのように進めるべきか?


現在、資産オーナーたる機関投資家に求められるものはかつてないほど大きくなっており、金融機関は必要な資金水準を確保し、投資委員会、取締役会および顧客に提示する業績/リスク/分析報告書を作成し、全ての規制要件を正確かつタイムリーに遵守する必要があります。機関投資家は全ての投資を最新のデジタル形式で徹底的に監視することを求められます。手作業による報告書ではもはや十分ではなくなっています。

低成長の環境下で、機関投資家は高リスクを取らざるを得なくなっています。機関投資家の多くは外部のアセットマネジャーに依頼してオルタナティブ投資の専門的なアセットアロケーションを決定しており、その運用資産残高にかかわらず、社内/外部委託による資産運用の方法は多岐にわたっています。

「機関投資家は、外部のアセットマネジャーに依存しているか、社内運用と組み合わせているかにかかわらず、社内での分析およびリスク評価だけではなく、規制当局など正確な情報を求める利害関係者(その数は増え続ける一方)向け報告書作成のためにも、全てのポートフォリオを統合する必要があります」と証券プラクティスのシニア・アナリストのジェイ・ウォルステンホルムは述べています。

機関投資家にとって常に最大の懸念は受託者が慎重な監視を行っているかという点ですが、投資環境が一段と複雑になるにつれ、従来のワークフローでは十分とはいえなくなっています。社内の投資委員会の権限、規制要件の強化、社内分析、外部向けデジタル報告書に対するニーズの高まりなどは、いずれも機関投資家が既存のツールの再評価、再構築に取り組む促進理由になっています。