テクノロジートレンド・プレバイザリー・シリーズ:Part 1. リテールバンキング
2022年の業界動向と優先課題 |日本語ウェビナーシリーズ
Abstract
本レポート及びウェビナーは、2022年に向けた金融ビジネスの主要テーマと金融テクノロジーの優先課題について、セレントアナリストによるガイダンスと対応策の議論です。セレントの新レポートシリーズ「プレバイザリー(Previsory: Pre-viewとAd-visoryを組み合わせた造語)シリーズ」を日本語で解説します。
Part 1. リテールバンキング
過去1年半を振り返ると、近年の記憶において類例のない日々だったといえよう。新型コロナウイルスのパンデミックが発生したことで、金融サービスに携わる人に限らず、だれもが迅速な対応と優先課題の見直しを迫られた。各国のGDPが軒並み過去最大レベルの落ち込みを記録したにもかかわらず、世界の銀行システムはレジリエンスを示した。金融危機後に積み上げた資本が十分なレベルに達していたことの証であると同時に、前例のない規模の財政支出によってパンデミックが経済に及ぼす様々な影響は軽減または先送りされるかたちとなった。それでも、銀行の収入と資産基盤は当然ながら打撃を受けている。
リテールバンキングには、かつてないビジネスチャンスが広がっている。パンデミックからの回復を支援し、世界経済が直面する重要課題のいくつかを解決に導くことで、金融セクターは強い目的意識を持つことができ、利益を拡大できるほか、重要な存在であり続けることができる。だが、銀行がこうした変化を成し遂げるためには新たな発想と機能が必要であり、特にテクノロジー面ではそれが求められる。2021年は先が見えない状況が続いたものの、2022年以降のリテールバンキングにおけるテクノロジーの優先事項は明確になりつつある。
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(以下、近日公開)
Part 2. コーポレートバンキング
Part 3. 損害保険
Part 4. 生命保険
Part 5. キャピタルマーケッツ
Part 6. ウェルスマネージメント
Part 7. リスク管理