テクノロジートレンド・プレバイザリー・シリーズ:Part 2. コーポレートバンキング
2022/01/23
Eiichiro Yanagawa
2022年の業界動向と優先課題 |日本語ウェビナーシリーズ
Abstract
本レポート及びウェビナーは、2022年に向けた金融ビジネスの主要テーマと金融テクノロジーの優先課題について、セレントアナリストによるガイダンスと対応策の議論です。セレントの新レポートシリーズ「プレバイザリー(Previsory: Pre-viewとAd-visoryを組み合わせた造語)シリーズ」を日本語で解説します。
Part 2. コーポレートバンキング
ここ1年半にわたり、キャッシュマネジメントとペイメントを含むトランザクションバンキングは深刻な打撃を受けてきた。2020年には金利が急降下したのに伴って預金の正味受取利息が急減し、それ以前の3年間の増加分がほぼ帳消しとなった。
こうした減収にもかかわらず、この分野の収入は安定し、長期的な顧客関係を維持しているほか、自己資本規制比率は低めに設定され、銀行にとって収益源となっており、魅力的なセグメントであり続けている。銀行が減収分を取り戻し、成長への軌道修正を目指すなか、テクノロジーはビジネス機会と課題の両方をもたらす要因となる。2021年も不確実な要素が多く残るが、成長軌道に戻る動きが進むにつれ、2022年以降のコーポレートバンキング向けテクノロジーの優先課題も明確になりつつある。
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(以下、近日公開)
Part 3. 損害保険
Part 4. 生命保険
Part 5. キャピタルマーケッツ
Part 6. ウェルスマネージメント
Part 7. リスク管理