セレント・モデルインシュアラー2022受賞:MENORA MIVTACHIM:デジタル保険給付金請求の変革
2022/03/23
セレント・モデルインシュアラー2022 レガシーとエコシステムのトランスフォーメーション部門 受賞企業
Abstract
Menora Mivtachim Holdings Ltd.(Menora Mivtachim)はイスラエルの5大保険・金融グループの1つであり、約1,850億イスラエル・シェケルの資産を管理・運用している。同社は、New Mivtachimというイスラエル最大の年金ファンドを運用している。退職金のプランニングとサービスはイスラエル市場で最大の成長分野となっている。背景には、新型コロナウイルスのパンデミックの影響により受給資格を持つ退職者が増加していることがある。その結果、退職者による年金給付の利用が記録的なペースで増加しており、すでに困難な状態にあった給付プロセスにかつてないストレスがかかっている。年金ファンドへの給付金請求は、最も複雑かつお役所仕事的で、間違いが起こりやすい手続きの1つである。そのため、Menora Mivtachimのソリューションが導入される前は、ほとんどすべての退職者が申請書を作成する (スプレッドシートを手書きで作成するなど) ために、専門家の介入が必要だった。
Menora Mivtachimのチームはこの課題を認識すると同時に、これを好機と捉え、年金給付金請求のエクスペリエンスをデジタル化、単純化および簡易化するという重要な取り組みに着手した。その結果、新しいTopazプラットフォームのデジタル機能に基づく年金サービスという画期的な成功を収めた。Topazは、規制 (政府) 機関や法人を含む手続きに必要なすべての当事者のプロセスをシームレスに統合する単純化および自動化されたエクスペリエンスを構築することで、申請に必要な要件を緩和した。