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ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)による銀行業務の自動化【抄訳版】

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2016/11/27

Abstract

(英文レポート"Robo Op: How Robotic Process Automation Is Applied in Banking Operations"の重要部分を抽出し翻訳しました。)

KEY RESEARCH QUESTIONS
1 ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)とは何か?

2

銀行はRPAシステムをどのように購入しているか?
3

バンキングにおいてRPAが最も活用されている分野は?

ここ10年、銀行業界は業務プロセスの合理化によって無駄を省き、効率性を向上させることに注力してきました。組織内の反復作業への人的介入をなくして効率化を図る上では、自動化とアナリティクスが大きな役割を果たします。そしてこれは、販売から商品開発、コンプライアンスに至る全ての業務運営に関わります。

ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)とは、現在は人的介入が必要なプロセスの自動化を可能にするテクノロジーです。それは全社的な管理システムに組み入れられる、コンフィグレーション可能なツールで、ユーザー行動の再現、インターフェースの解読、データの転換、イベントの発信やイベントへの対応を通じてシステム統合を実現することを目的としています。RPAツールは、人間の役割を再現しようとするものです。

本レポートでは、RPAと自動化によってもたらされる実証可能かつ持続可能な経済価値について、また人工知能、コグニティブテクノロジーのほか、いわゆるバイオニクス(人間とロボットのデータを融合したプロセス)についても取り上げています。

RPAは、銀行が導入を検討すべき価値の高いテクノロジーです。RPAを導入することで、システム変更に要する時間とコストを抑え、エラーが発生しやすいプロセスを自動化することができるからです。

RPAはあらゆる状況に万能という訳ではありませんが、迅速で安価な自動化で間に合うケースや、基盤システムが頻繁に変更されないようなケースには有用で実用的な解決策となる可能性があります。

企業内には既に多くのRPAツールが導入されていますが、RPAと認識されていないことも多くあります。実装しやすいため、IT部門のサポートを必要としないケースも多く、中にはデスクトップにインストールするだけでそのまま運用できるものもあります。これらのテクノロジーが既に導入されていないか一度調査してみる価値はあるでしょう。

「RPA は大きな業務上のメリットをもたらす可能性がありますが、最適な分野に導入しなければ意味はありません。それには適度に懐疑的で現実的な視点が必要であり、IT部門の戦略的投資そのものを代替するものではありません」と保険プラクティスのシニア・アナリストであるクレイグ・ビーティーは述べています。

「RPAはまだ汎用的なソリューションにはなっていません。特に、ベンダー製品はカバー範囲と機能に違いが見られます」と銀行プラクティスのアナリスト、スティーヴン・グリーアは指摘しています。