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中南米におけるオンライン保険市場:損保

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2015/01/12

Abstract


保険会社は、代理店やブローカー、小売業者、銀行、従来にはなかった新しいチャネル等、多様なチャネルで保険を販売しています。

各保険販売チャネルは、それ単独で完結するのではなく、他のチャネル(フロントオフィス、コールセンター、支店、モバイルアプリ、ウェブサイト、ソーシャルメディア、現地スタッフ等)も活用して顧客に対応しています。例えばオンラインチャットやアバター、コンシェルジュサービス等を用いて、販売プロセス中、保険のプロのアドバイスが必要になるような場合であっても、オンラインショッピング・エクスペリエンスがより簡単なものになるようにしています。

このレポートでは、中南米の保険会社169社のオンライン販売チャネルのアベイラビリティ、商品ラインナップ(国別)、商品ラインについて考察します。

保険の購入も、ワンクリックで終了するくらい簡単であるべきです。アマゾンや旅行手配サイト(KayakやTravelocity、Expedia、 Despegar.com、Hipmunk)等のオンライン・リテール業界では、ワンクリックで取引が完了するのはもはや常識となっています。航空会社は卓越した手軽なオンライン・エクスペリエンスを提供しており、それをモバイルに移行しつつあるところもあります。

多くの保険会社がデジタル戦略の一環としてウェブサイトを立ち上げていますが、その自動化レベルは各社様々です。半分以上のサイトは情報提供を行うのみに留まっており、ほとんど人の手を介さずに全ての手続きを完了できる、完全なデジタルエクスペリエンスを提供しているサイトはほんの一握りです。

「保険サービス自動化のごく基本的なものは、情報提供サイトを通じて、電子申込書を表示できる、が、オンライン見積もり機能は無い、というものです。自動化のレベルをさらに進めるにはもう少し複雑となり、基幹システム、保険料率算出エンジン、ビリング、文書作成・管理機能を統合する必要があります」とセレント保険プラクティスのアナリストでレポートの共同執筆者であるルイス・チパナは述べています。

「デジタル化が進む現在、インターネットで保険を購入しようと考えている潜在顧客をいかにして獲得するかが保険会社の課題であり、オンラインチャネルはもはや必須です。そして、オンラインチャネルを直販チャネルとして活用するのか、それとも代理店経由での購入につながる一歩として機能させるかは各保険会社のビジネスモデル次第です」セレント保険プラクティスのシニアアナリストでレポートを共同執筆したホアン・マツィーニは述べています。