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2014年 アジア保険業界のソフトウェア導入動向:損保

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2014/08/14

Abstract



アジア太平洋の損害保険市場では、主に中小の保険会社がエンド・ツー・エンドのパッケージ商品やその他のコアプロセッシングソリューションを導入するケースが多くなっています。


セレントは今年、アジア太平洋地域におけるソフトウェア導入動向に関する分析を初めて行いました。2012年および2013年の契約状況を詳しくみてみると、最も導入実績が多かったのはコアプロセッシングに関するソリューションで、販売、インフラ、財務ソリューションが導入実績全体に占める割合は少ないことがわかりました。

調査対象期間中に損害保険分野で新たに導入されたソリューションのうち、コアプロセッシングに関する製品は全体の90%を占めています。導入先の多くは、商品計算、エンド・ツー・エンドのパッケージ、引受けなどの機能を求める中小の保険会社です。アジア太平洋地域の保険会社向けソフトウェア市場に進出しているベンダーから得た情報によると、コアプロセッシング・ソリューションを更新する保険会社は15を超える機能の向上を目指しています。

レポートでは、ソフトウェアの導入動向を①保険会社の規模②取引の種類③4つの主なカテゴリー(コアプロセッシング、販売、インフラおよび財務、文書/コンテンツ管理)④より細かいカテゴリーに分けて分析しています。また、ベンダーからのデータに基づいて、セレント・トラクション指数を構成する主要保険会社を選定しています。同指数は、アジア太平洋地域の保険業界で成功するための指標となるものです。

「顧客ニーズの高まりと競争の激化に伴い、保険会社は市場からの圧力にさらされています。ビジネスチャンスを追求するためには、コアシステムの入れ替えが不可欠となっています。従って、コアシステムの導入案件はその件数と額の両方において他のIT投資を上回っています」とセレントのアジア金融サービスグループのシニアアナリストでレポートを共同執筆したウェンリ・ユアンは述べています。

「ソフトウェアベンダーにとって、アジア太平洋地域は成長が見込まれる市場です。幅広い機能を持つ優れたコアプロセッシング製品を提供できるベンダーは、最大のシェアを獲得できるでしょう」とアナリストでレポートの共同執筆者であるカレン・モンクスは指摘しています。