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企業・銀行間接続ソリューション:起こりつつある変化

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2013/04/09

Abstract


世界的な経済危機の影響を強く受ける企業は、財務および支払い機能の拡充や改善をより強く求めるようになっています。いま企業が必要としているのは、銀行口座へのより容易で迅速なアクセスと流動性ポジションのよりきめ細かな把握といえるでしょう。

企業の多くは、幅広く複雑な財務ニーズを抱えています。企業は取引銀行への依存度が高く、これまでは銀行から提供されるソフトウェアに自社の財務機能を接続することしか考えていませんでした。多くの銀行のソフトウェアに見られるように、こうした接続オプションはほとんどが銀行独自のものであり、機能やデリバリー形式は実に様々です。セレントの最新レポート「企業・銀行間接続ソリューション:起こりつつある変化」は、旧態依然としていた企業・銀行間接続ソリューションの分野で起こりつつある劇的な変化について取り上げています。

「多くの銀行は『Swift サービスビューロ』について知ってはいるものの、これに関する戦略を立てている銀行は驚くほど少数に限られています。セレントの推計では、Swiftに接続している企業の80%はいずれかのサービスビューロ経由で接続しています。Swiftが十分に拡張可能なソリューションを提供し、代替ソリューションを打ち出す新規参入プレーヤーも出現してきている昨今、銀行も一層能動的に取り組まざるを得なくなっています」と、セレント銀行グループのシニアアナリストでレポートを執筆したガレス・ロッジは述べています。

レポートでは企業の選びうる選択肢を紹介していますが、これらの多くは民間組織が提供しているものです。こうした選択肢は銀行の負担を軽減するという点で、銀行にとってメリットとなり得るのか、あるいは銀行が顧客の仲介役という役割を失うことになるのか、再考しています。

本レポートは28p、7図で構成されています。