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中規模銀行向け勘定系ソリューション:グローバルな展望

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2012/02/16

Abstract


銀行にとって、勘定系ソリューションは業務処理システムの中枢を成すものです。銀行はソフトウェアベンダーと連携してマルチチャネルを活用し、商品の販売や取引の促進を実現してきました。銀行業務はかつて大部分がペーパーベースで行われていましたが、今や電子化によって大変身を遂げ、業務の自動化が進行しつつあります。そして、効率性と高い生産性はいまや標準となっています。また、支店ネットワーク全体で新しい勘定系システムを利用できる環境が急速に整いつつあります。

億ドルの銀行が顧客の50%を占めている、あるいは同規模の銀行30行以上を顧客に持つソリューションを対象としています。レポートでは、北米以外に拠点を置く顧客が全体の10%以上を占めているソリューションを取り上げています。セレントは勘定系ソリューションのベンダーマップを作成し、独自の分析ツール「ABCDベンダービュー」を使ってこれらをランク付けしています。また、評価基準となる4つのカテゴリーごとに「XCelentアワード」の受賞対象となる優れたソリューションを選定しました。

「現在では分析システム、顧客中心主義のシステム、マルチチャネル対応システムが市場の主なトレンドとなっています。銀行の間では、データ分析に基づいて顧客の全取引を一覧表示できる勘定系システムを導入し、顧客とのコミュニケーション向上に生かそうとする動きが広がっています。ATM、モバイル、インターネット、IVR(双方向音声対応)といったマルチチャネルへの対応は不可欠といえるでしょう」と、セレントのシニアバイスプレジデントでレポートを共同執筆したバート・ナーターは述べています。

本レポートは、勘定系システムに関するシリーズの1つで、以下のようなレポートの発行を予定しています。

  • 小規模銀行向け勘定系ソリューション:グローバルな展望
  • 大規模銀行向け勘定系ソリューション:グローバルな展望
  • 中・大規模銀行向け勘定系ソリューション:北米の展望
  • 小規模銀行向け勘定系ソリューション:北米の展望
  • 2012年 世界の勘定系システムの売上高ランキング