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インドの機関投資家向け証券市場:国内証券会社の挑戦

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2010/05/03

Abstract


インド国内の機関投資家向け証券会社は新たなシステムやビジネスプロセスを採用し、競合する外資系証券に追いつくことを目指してきました。機関投資家向け市場における国内証券会社のシェアは、2015年には50%を超えるとみられています。

セレントの最新レポート「インドの機関投資家向け証券市場:国内証券会社の挑戦」は、インドの機関投資家向け市場における国内証券会社の拡大について分析しています。これまでインドでは外資系証券会社が市場をリードしてきましたが、今や国内勢も重要なプレーヤーとなりつつあります。その背景には、国内の顧客数の増加に加え、海外の機関投資家が以前よりインドの証券会社を受け入れるようになったことがあります。

もう1つの重要な要素は、機関投資家の間で電子取引が拡大していることです。ダイレクト・マーケット・アクセス(DMA)を通じた取引は2009年には市場全体の5%にとどまっていましたが、2015年には35%に拡大するとみられます。国内の証券会社でDMAの導入が進み、PTSと機関投資家向け取引の両方で広くDMAを利用する外資系証券を追随しているからです。現在は規制による制約があるため、国内の大手ミューチュアル・ファンドはローテクのDMAを利用しています。アルゴリズム取引も導入されていますが、米国や英国はもちろん、日本やシンガポールといった主要市場と比べてもその普及は遅れています。

出典:セレント

本レポートではインドを代表する機関投資家向け証券会社をいくつか取り上げ、その商品や市場でのポジションを紹介しています。また、様々な証券会社を差別化する方法と証券会社のタイプ別に具体例を示しています。資本市場の急激な拡大に伴い、ITベンダーも相次いで進出しています。レポートの後半では、ベンダー別にその製品と機能を比較・分析しています。

「国内証券会社はもはや市場での脇役に甘んじることなく、最新テクノロジーの導入や、海外のベンダーと契約など活発な動きをみせています」と、セレントのシニアアナリストでレポート執筆者のアンシュマン・ジャスワルは述べています。

このレポートは9図と5表を含む40ページで構成されています。