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インストア・ブランチの未来像

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2005/10/12

Abstract


(このレポートは2005年10月12日に"What's in Store for In-Store? In-Store Banking and Its Role in the Branch Network"というタイトルで英文で発表されましたが、和訳版を2006年3月22日に発行しました。)


米国銀行におけるインストア・ブランチの店舗数伸び率は年平均16.2%に達し、従来型ブランチの1.1%
を大幅に上回っています。インストア・ブランチが従来型ブランチに比べて、これほど急速に出店数を伸ばしている背景には、どのような理由があるのでしょうか。

セレントの最新レポートインストア・ブランチの未来像は、インストア・ブランチと従来型ブランチの出店状況を比較し、前者の成長性について検証しています。さらに、インストア・ブランチ経営のベストプラクティスを紹介するとともに、こうした新しい支店形態の進化について予測しています。

インストア・ブランチの普及は急速に進み、その成長率は従来型ブランチの14倍にも達しています。「インストア・ブランチの設立費用は従来型ブランチのわずか10~20%で済むため、こうしたタイプのブランチを成長の牽引役と見るのは自然です」と、セレントの銀行プラクティスのシニアアナリストでレポートの執筆者であるバート・ナーターは述べています。また、出店先の小売業者が持つ集客力を利用できることから、インストア・ブランチの1週間当たりの来店者数は従来型ブランチの30倍以上に上っています。

しかし、出店先となる小売店内の設置可能場所が先細りする傾向にあり、今後はこれまでのよ うな劇的な成長は期待できないでしょう。新しい小売店舗にはすでにインストア・ブランチが設置されているため、銀行としては比較的古い店舗の狭いスペース に出店していかざるを得ないでしょう。US BankやBoeing Employee Credit Union (BECU) のような銀行がこうした制約下で出店を進めていますが、その一方、ウォールマートのような新規参入業者がすでに試験的に銀行業務を始めています。同社はユ タ州で興業銀行としての業務許可申請を行っており、当局の許可が下り次第リテール向け金融サービスを手がける予定です。

レポートでは、大規模なインストア・ブランチ・ネットワークを構築している銀行としてウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・アメリカ、US Bank、TCF、SunTrust、First National Bank Texas、Woodforestを紹介しています。この中でも、US Bank、Woodforest、First National Bank Texasのインストア・ブランチの新規出店数は2ケタ増を記録しています。また、CIBC・AmicusグループとBECUが展開する「キャッシュレス・ブランチ」についても検証していますが、ここでは次の段階に進化させたシステムやスペース活用法を話題にしています。

本レポートは32図と5表を含む、53ページで構成されています。