メソドロジー

客観性


セレントは金融機関を対象に、テクノロジーやビジネス戦略に関するアドバイスを提供する、リサーチおよびコンサルティングファームで、業界トレンド、競合他社、市場の規模などについて中立的な見解を提示しています。世界の様々な金融機関、テクノロジーベンダー、コンサルティングファームでの豊富な経験を有するセレント専属アナリストチームがリサーチレポートを執筆しています。

セレントは金融機関、ベンダー、コンサルティングファームなどにリサーチサービスを提供しています。セレントのベンダー評価レポートは、セレントの顧客、非顧客に関わらず、幅広いベンダーを対象に、同じ基準に基づいて比較・評価し、分析しています。

セレントがレポート中でベンダーおよび金融機関を取り上げる際には、レポート記載事実の誤りを訂正する機会を設けますが、これによって、セレントが対象となった製品、ソリューション、戦略についての分析結果や見解を変更することはありません。ベンダーや金融機関は、セレントからのプラス評価を対価によって獲得したり、影響を与えたりすることはできないのです。

セレントABCDベンダービューで評価されるのは?

セレントは市場で存在感の大きい、または新しいテクノロジーを採用しているベンダーを評価する姿勢をとっています。セレントの顧客、非顧客の別に関わらず評価し、ABCDベンダービューへの掲載に対し、対価を求めることもありません。セレントからの情報提供依頼について返答のなかったベンダーについても、キープレーヤーである限り、レポート中でとりあげます。その場合には、公的に公表された情報、金融機関へのインタービューに基づき、評価します。

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セレントが発行するレポートの結論や分析は市場のトレンド、規模、参加者に関する、担当アナリストの見解および調査に基づくものです。セレントのアナリストチームは、以下のようなリサーチ手法を採用しています。

第三者提供のデータや見解を引用する場合には、出典を明記しています。公式調査の結果を掲載する場合は、調査の手法や参加者について、守秘義務の範囲内でできる限り多くの情報を提供しています。レポートに掲載するその他の資料は、全て担当アナリストが上記の情報源やセレントの経験に基づいて作成したものです。こうした分析に基づいて作成した図表には「セレントによる分析」という注記を掲載しています。

ABCDベンダービューにおける評価基準

セレントABCDベンダービューは、その市場におけるベンダーを比較対照するためのものです。ABCDは以下の4つの要素をあらわしています:

A – テクノロジーの先進性
B – 機能の幅
C – 顧客基盤
D – 顧客サービスの充実度


アナリストはこれら4つの要素に含まれる様々な側面を考慮にいれつつ、評価します。「テクノロジーの先進性」については、そのソリューションが運用されるプラットフォーム、サポートされるデータベース、アプリケーションの構造、言語を分析します。

「機能の幅」においては、カバー範囲、そのアプリケーションの機能の幅を評価します。基本的な機能についてはベンダー間でそれほど差はないため、最新機能について分析します。カスタマーエクスペリエンスやユーザビリティも評価対象となります。例:そのインターネットバンキングソフトウェアは個人の財務管理ツールも備えているか?業界スタンダードを満たしているかも評価基準となります。

「顧客基盤」はその製品を使用している金融機関の数だけではなく、その金融機関の規模も評価します。

「顧客サービスの充実度」では顧客への対応、すなわち導入手順、顧客レファレンス、サポートおよびトレーニングサービス、グラフィカル・ユーザー・インターフェイス、カスタマイズ機能、導入スキルなどを評価します。

ここにあがっていない要素、市場調査結果に見られたその他の要素なども考慮に入れた上で評価します。全てのスコアはABCDベンダービューのグラフ上に相対的に表示されます。

XCelent賞

XCelent賞は4つの各分野で最高の評価を得たベンダーに贈られます。

  • XCelentテクノロジー賞:テクノロジーの先進性(A)で最高評価を受けたベンダー
  • XCelent機能賞:機能の幅(B)で最高評価を受けたベンダー
  • XCelent顧客基盤賞:顧客基盤(C)で最高評価を受けたベンダー
  • XCelentサービス賞:サービスの充実度(D)で最高評価を受けたベンダー

 

 あるカテゴリーの点数が同点または拮抗した数字になった場合、担当アナリストの判断により受賞者が複数出ることもあります。また、1つのベンダーが複数のカテゴリーで受賞する場合もあります。

レポートを作成する際、以下のような多様なソースから情報を得ています:
• ベンダーや金融機関のブリーフィング
• ベンダーのマーケティング資料
• ソフトウェアのデモンストレーションや試験運用
• セレントの提案依頼書(RFI) に対する回答
• 関連顧客へのインタビュー
• その他の顧客へのインタビュー
• 顧客からのフィードバック
• 調査結果
• 監督当局の調査
• 学術調査
• 業界団体
• 官庁出版物の文献調査

セレントではベンダーに情報提供依頼書(RFI)を送付する際、最低2週間の回答期間を設けています。また、各ベンダーが分析結果を検証するための期間として最低1週間を設け、事実誤認を指摘された場合は訂正します。ただし、ベンダーの意向が分析結果に反映されることはありません。

金融機関によるABCDベンダービューの活用方法

ABCDベンダービューは4つのカテゴリーから構成されています。金融機関の優先課題は、金融機関によって異なっています。例えば、ある金融機関が新たなプラットフォームに投資せずに既存のインフラを使って勘定系ソリューションを導入したい場合、「テクノロジーの先進性」というカテゴリーはさほど重視されないはずです。一方、最先端の代理店向けポータルを導入したい保険会社にとって、顧客数の少ないベンダー、すなわち「顧客基盤」のカテゴリーの点数が低いベンダーが最適なプロジェクトパートナーになる可能性もあります。

ABCDベンダービューのカスタマイズ

セレントでは、個々の金融機関がニーズに応じて最適なソリューションを選べるよう、カスタマイズ化した調査およびコンサルティングサービスを提供しています。詳しい情報はお問い合せ下さい。

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