San Francisco, CA, USA
May 27, 2008
(このレポートは2007年12月21日に英文で発表されましたが、和訳版が2008年5月27日に発行されました。)

【和訳版】
ウェルズ・ファーゴが歌うクリスマス・キャロルはSOA賛歌
A
Christmas Carol:
Wells Fargo
Sings the Praises of SOA
セレント発行レポート
ウェルズ・ファーゴはサービス・オリエンテッド・アーキテクチャ(SOA)プラットフォームの導入により、顧客の全口座情報の一覧、多様なチャネルへの情報提供、法人顧客との直接接続の構築などを成功させました。同プラットフォームは、ウェルズ・ファーゴと(同行を買収した)ノーウェストの顧客口座の統合手段としての役割も果たしました。
サービス対応をテーマとするセレント版のクリスマス・キャロルは、SOAの過去、現在、未来を取り上げます。SOAはIT企業から理由もなく突然飛び出してきたものではありません。ウェルズ・ファーゴは1993年に、共通オブジェクト・リクエスト・ブローカー・アーキテクチャ(CORBA)とオブジェクト・オリエンテッド・プログラミングを使って概念上異なるシステムからのテクノロジーを組み入れを開始しました。同行がSOAや従来システムを導入した当初の理由は、ウェルスマネジメントの顧客向けに複数の勘定系システムの口座を一覧できる機能が必要だったことでした。それが他の顧客層のサポートにも使われ、さらに複数チャネルに対応できるよう開発されました。
SOAはウェルズ・ファーゴとノーウェストの勘定系システムを統合する上で重要な役割を果たしました。両社合併後の銀行の行員と顧客は、CORBAと「Account
Factory」というルータから成る「Intergalactic
Translator」を使って、データが保存されているシステムが異なっても顧客情報にアクセスできるようになりました。こうしたSOA戦略は社内の業務処理にとどまらず、ウェルズ・ファーゴと法人顧客のシステム間(M2M)の統合にも発展し、金融機関とその顧客の結びつきをさらに強化しています。

出典:ウェルズ・ファーゴ、セレント
「ウェルズ・ファーゴは約20年間にわたってSOAやその先行テクノロジーの導入を進めてきました。SOAに関する同行の理解や経験は成熟段階にあり、「Wells
Fargo Extensible Markup Language (wfXML)」はそのことを最もよく実証しています。このIFXに準拠した標準が、全社共通の金融サービス言語と一連のサービスを定義しています。また、IFXに準拠しているため、顧客や他の金融機関との連絡など社外でも利用可能です」レポートの執筆者でセレント銀行プラクティスのシニアアナリストバート・ナーターは述べています。
チャールズ・ディケンズ著の『クリスマス・キャロル』の初版は1843年。毎月一話が発行されるシリーズ小説の形がとられていました。
セレントではこれにならい、SOAに関するレポートをシリーズで発行する予定です。第1弾は2007年12月発行の「SOAによる勘定系システム更新:ナショナル・シティ・バンクの成功例(A
Tale of One City: Core Renewal via SOA at National City Bank)」で、以後「Great
Expectations: Can SOA Deliver?」、「Our
Mutual Friend: Core Driven SOA」などのレポートを順次発行していきます。
本レポートは8図と1表を含む18ページで構成されています。レポートの目次はオンラインでご覧になれます。
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